パソコンのデータ復元ソフト「EaseUS Data Recovery Wizard」が便利

私はパソコンを使って執筆をしているのですが、夜中に執筆しているときや、出先で電源が取れない環境下で執筆をしているときに限って、パソコンが不調になり予期せぬシャットダウンが発生したりします。

当ブログのレビュー系の記事は特に画像の素材が多く、パソコンのスクリーンショットを加工したり、スマホから写真を取り込んだりと多くの加工作業を伴います。そのため、作業中のファイルを間違って消してしまったり壊れたりしてしまうと、非常に困ります。

まさに猫の手も借りたいほどに・・・そんな時にあると便利なのが、データ復元ソフトです。

今回はデータ復元ソフトの「EaseUS Data Recovery Wizard」を実際に使ってみましたので、使用感含めてレビューをお届けします。

データ復元ソフトとは

使っていたUSBメモリや外付けHDDが突然認識しなくなってしまったときに、フォルダ構造ごと復元したり、間違って削除してしまったファイルを復元したりすることが出来るソフトウェアの総称です。

スマホの普及で、パソコンの操作方法がわからない若者が増えていると言われている昨今、スマホのオンラインバックアップのイメージのままパソコンを操作すると、ファイルを元に戻せない等の状況に陥ってしまうことも・・・。

もちろん、定期的にバックアップを取得している場合であればそのバックアップからファイルを復元するというのも一つの手ですが、大容量のバックアップを取るには時間がかかりますし、またスマホのように毎日自動でバックアップを取っているケースは少ないと思いますので、そんな時にデータ復元ソフトの出番になります。

大切な写真や、重要なデータをゴミ箱からも完全に消してしまった状態からでも、データ復元ソフトがあれば元通りに出来る可能性があります。(音楽や動画ファイルの場合、画像や書類などのデータと比較すると全体的に、復元率が悪い傾向にあります。)

EaseUS Data Recovery Wizardとは

データ復元ソフトでWindows用とMac用とがあります。基本的には1台1ライセンスが必要な有料ソフトウェアなのですが、復元データ容量が2GB(基本は0.5GB、SNSにシェアすると1.5GB追加)までなら無料で使うことが出来ます。

無料版はデータ容量の制限こそありますが、復元できるファイルやデバイスは有料版と全く同じなので、じっくり検証してからライセンス購入に踏み切る事が出来るので、安心感がありますね。

対応ファイル一覧

ドキュメントDOC/DOCX、XLS/XLSX、PPT/PPTX、PDF、CWK、HTML/HTM、INDD、EPSなど
画像JPG/JPEG, TIFF/TIF, PNG, BMP, GIF, PSD, CRW, CR2, NEF, ORF, RAF, SR2, MRW, DCR, DNG, WMF, RAW, SWF, SVG, RAF, DWG, ARW, RW2, DCR, KDC, ERF, 3FR, MEF, PEF, SRW, X3Fなど
ビデオAVI、MOV、MP4、M4V、3GP、3G2、WMV、MKV、ASF、FLV、SWF、MPG、RM/RMVB、MPEGなど
オーディオAIF/AIFF、M4A、MP3、WAV、WMA、APE、MID/MIDI、OGG、AAC、RealAudio、VQFなど
EメールPST、DBX、EMLXなど(Outlook、Outlook Expressなど)
そのほかアーカイブ(ZIP、RAR、SIT、ISOなど)、exe、SIT/SITX、HTMLなど

対応デバイス一覧(パソコンおよびパソコンにUSB接続出来る機器)

PC/ノートパソコンHDD外付けHDDUSBメモリーRAID
デジタルカメラミュージックプレーヤーメモリーカードCF/SDカードiPod
ビデオカメラビデオプレーヤーZipドライブMicroカードペンドライブ
SSDそのほか

有料版は3つのライセンスに分かれており、復元データ容量の制限が無くなるだけでなく、上位のライセンスになれば、システム起動不可の状態での復元に対応していたり、インストール台数の制限(通常1台)が無くなるなど用途に合わせて購入できるようになっています。

EaseUS Data Recovery Wizardで出来ること

データ復元と言っても、復元を要する状況は様々ありますが、EaseUS Data Recovery Wizardが復元できる状況をざっくりとまとめてみました。

・ゴミ箱を空にしてしまった
・Shift+Delで完全削除してしまった
・外付HDDをフォーマットしてしまった
・ウィルスでデータが破損してしまった
・工場出荷状態にまで初期化してしまった
・ドライブのパーティションを消してしまった
・SDカードやUSBメモリがエラーで読めなくなった

どれもパソコンを10年以上使ったことのある人なら一度は「やってしまった・・・」という経験をした事があると思いますが、このような状況からデータを復元する事が出来ます。

EaseUS Data Recovery Wizardの良いところ

私がEaseUS Data Recovery Wizardを選定するにあたって、魅力的に感じたポイントが3つあります。

ユーザーの利用実績


2004年の設立から14周年を迎えており、世界180以上の国と様々な地域の数千万の個人及び法人(Dell、IBM、Microsoft、McAfee、HP、Fedex、Boeing、ASUSなど)でEaseUS製品が使われているようです。

この数字はEaseUS Data Recovery Wizardだけの利用実績ではなく、他の関連ソフトウェアも含めた利用実績にはなりますが、MicrosoftやMcAfeeが名を連ねているのは安心感があります。

上にロゴが記載されている大手企業に務めている知人に、EaseUSの事をそれとなく聞いてみたところ、導入しているソフト数が多すぎる為、小さい1つ1つまでは管理部門じゃ無いからわからないと言われたものの、悪いソフトウェアでは無いので安心して良いと太鼓判を押してもらえたのも選定のポイントでした。

30日返金保証

技術的な問題によりソフトウェアが正常に機能しなかった場合やサポートで30日経過しても解決出来なかった場合に、返金されるというものになります。

基本的にEaseUS社が定める返金ポリシーに則った対応となりますので、テレビショッピングやネット通販で目にする、「気に入らなかったら返金OK」・・・とはならないので注意が必要です。

日本語対応

インストール時に日本語が選択できます(インストール後も言語の変更は設定で簡単に変更可能)ので、英語が不安な方でも安心して使うことが出来ます。

EaseUS Data Recovery Wizardは簡単なUIと直感的に操作できるデザインになっているので、日本語じゃないと操作に困る!!という事はそれほど無いのですが、データの復元を要する事態に陥っている時、心の余裕が無い時には日本語の方が便利です。

技術的な問い合わせをする場合、ライブチャットでの問い合わせが英語のみなのが少し残念ですが、メールサポートであれば日本語の受付もしていますので安心です。私も何度かメールサポートを使っていますが、今の所不便を感じた事はありません。

EaseUS Data Recovery Wizardを実際に使ってみた感想

今回私が使ったライセンスは、有料版の一番ベーシックな「Data Recovery Wizard Pro」というライセンスです。

使ってみて特に気になったポイントについて、Good/Normal/Badの3段階で記載しています。

《Good》画面がシンプルでわかりやすい

データ復元をしたい時、状況としては切羽詰まっている事もあると思います。そんな1分1秒を争うような状況で操作が複雑だとストレスが溜まってしまいます。
その点、EaseUS Data Recovery Wizardはスキャンの仕方も結果の確認もシンプルです。

またクイックスキャンとディープスキャンがあり、ディープスキャンではより時間を掛けることで多くのファイルを検出出来るようになっています。

《Good》スキャン結果を保存可能

クイックスキャンは1分程度で終わるのでまだ良いですが、ファイルをより詳細まで調べるディープスキャンはHDDの容量にもよりますが、上記画像のローカルCドライブで約40分程度かかりました。

普通の復元ソフトでは別のドライブをスキャンしたいと思った時に、40分の時間を掛けたものが無駄になってしまいまうのですが、EaseUS Data Recovery Wizardは結果をファイルで保持しておくことで、復元を途中から再開する事が出来ます。

今日はスキャンだけしておいて、明日復元しよう!という事も出来るので便利ですね。

《Normal》データ復元率が良い?

ブログの素材フォルダを丸ごと削除して、実際に復元を試みたところ、問題なく復元されました。

それに音声ファイルや動画ファイルの復元はエラーになる事が多いということでしたが、iTunesのフォルダを削除→復元してみたところ、エラーは発生しませんでした。

EaseUS Data Recovery Wizardの公式HPにも高い復元率と記載がありますが、明示的に復元率を数値化して出しているメーカーは殆どありません。同じ破損状況のデバイスを同時に復元させるテストをしている訳ではありませんから、どうしても自社が持つ指標から比較した上での復元率ということになります。

そのため、復元率が良いという評価を私自身がする事は出来ませんので、このような記載になっています。

《Bad》アクティベーションの解除が出来ない

EaseUS Data Recovery Wizardはシリアルコードを入力して、オンラインアクティベーションを実施することで、全機能を使えるようになります。

オンラインアクティベーションを有するソフトの場合、概ねソフトウェア側からアクティベーション解除をする事が出来るのですが、EaseUS Data Recovery Wizardにはその解除の機能が備わっていません。

その為パソコンが故障した場合や、買い替えなどで入れ替えした場合、そのまま新しいパソコンで再度アクティベーションをしようとしてもシリアルコードが使用済と表示されてしまいます。

サポートに確認したところ、アクティベーション解除の機能は備わっていないため、メールサポートにてライセンスコードと購入時の注文番号の情報を提供することでリセットしてもらう事が出来るようです。

ひと手間かかるという事で、記載しました。(実際そんなにパソコンを入れ替えることも無いと思いますし。)

まとめ

パソコンと触れるようになって20年ほど経つと、データ復元ソフトのお世話になった回数もそこそこあります。

私自身の不注意もあるのですが、確認せずにバーンとフォルダごと消してしまったり、思いついたようにフォルダ整理をして、大事なデータを消してしまったり・・・なんてのは序の口です。

プライベートでは外付HDDやUSBメモリが読み取り不良になってしまい、復旧できなくなった事もありますし(これは自分は悪くないと思うのですが・・・)、仕事では時間を掛けて作った資料を間違って削除してしまい、それを復元ソフトを使ってサルベージした事もあります。

データ復元ソフトは、いざという時にしか使うことは無いのですが、バックアップが残っていない状況下でデータを自己復元出来る唯一の手段ですので、1つ持っておいて損は無いと思います。

特にパソコンにUSB接続して認識できるデバイスであれば、EaseUS Data Recovery Wizardで復元出来る可能性があるので、認識不良のHDDやUDBメモリが眠っているならば、一度試してみては如何でしょうか。

今回も最後までお読み頂き有難うございました。

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